第1回たまには節分にピーナッツについて真剣に考えてみよう会議

Pezibear / Pixabay

2月の行事といえば、バレンタインもありますが、2月最初の行事は節分ですね。

豆をまいて、年の数だけ食べるというイベントですが、以外とちゃんと内容を分かってなかったりします。

今回は、節分についてまとめていきます。

スポンサーリンク

節分とは?

節分とは、季節の変わり目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日をいいます。

特に春を迎えるということは新年を迎えるにも等しいぐらい大切な節目だったため、室町時代あたりから節分といえば立春の前日だけを言うようになりました。

また、季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、新しい年を迎える前に邪気を払って福を呼び込むために、宮中行事として追儺(ついな)という厄払いの行事が行われるようになりました。

そのうちのひとつである「豆打ち」の名残りが豆まきというわけです。

ちなみに2016年の節分は2月3日です!

大豆をまく理由

五穀のひとつである大豆は、米に次いで神事に用いられてきました。

米よりも粒が大きく、大豆に宿る穀霊で悪霊を祓うのに最適であることや、魔の目 (魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じます。

大昔に、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げて退治したという伝説もあります。

ただし、豆まきに用いられる豆は炒り豆に限ります。

これは生の豆を使って、拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされます。

また、「炒る」が「射る」にも通じることから、「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるわけです。

さらに、鬼や大豆は陰陽五行説(「木」「火」「土」「金」「水」の五行)の「金」にあたり、この「金」の作用を滅するといわれる「火」で大豆を炒ることで、鬼をやっつけるという理由もあります。

節分用に市販されている大豆は炒ってありますが、念のため注意してみておきましょう。

正しい豆まきのお作法

福豆を準備

福豆とは炒った大豆のこと。

豆を炒り、豆まきをする夜まで枡、または三方(神様にお供えものをする器)に入れて神棚に供えます。

豆まきは夜に

鬼は真夜中にやってきますので、豆まきは夜に行います。

必ず家族全員揃って行いましょう。

豆を撒くのは一家の主

本来は家長の役目ですが、年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあります。

家族のイベントという意味合いもありますので、家族全員でぜひどうぞ。

「鬼は外!福は内!」と豆をまく

家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆をまき、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中にまきます。

奥の部屋から順番に鬼を追い出すようにまいていき、最後は玄関でまきましょう。

胸の辺りで枡を持ち、そこからまくと良いでしょう。

最後に豆を食べます

豆まきが終わったら、1年の厄除けを願って自分の年齢よりも1つ多く豆を食べます。

満年齢なのか、数え年なのか、地方によって食べる数が異なる場合もありますが、数が多くて豆が食べきれない場合には、福茶を飲む方法でも構いません。

福茶とは?

福茶は、「よろこぶ」につながるこんぶと、おめでたい「松竹梅」の梅が入ったお茶で、お正月にもいただく縁起のいいものです。

節分にはさらに「3」という 縁起のいい数の福豆を入れ、1年間「まめまめしく働ける」という意味もあります。節分の豆を年の数だけ食べられないときも、福茶がそのかわりになります。

出典:キッズgoo

福茶レシピ

<材料>(湯のみ1杯分)
塩こんぶ、または昆布のつくだ煮……適量
梅ぼし……1個
福豆(豆まきに使う豆)……3粒
<作り方>
湯のみに材料をすべて入れ、熱いお湯をそそげば出来上がり!

fukucha225

出典:キッズgoo

ピーナッツをまく地方もある

北海道、東北、信越地方では節分の風習として落花生をまくことが当たり前だそうですが、伝統的な大豆から落花生に変化したのは「昭和30年代、北海道から」(全国落花生協会)だそうです。

なぜ北海道なのでしょうか?

「落花生なら雪の中でも拾いやすい」「食べ物が粗末にならない」「大豆は夏の豆、落花生は秋冬の豆。カロリーも高いので寒い地域で好まれる」などの理由から落花生をまくようになり、それが雪の多い東北や信越地方にも共感を生んで、広がっていったようです。

鹿児島県や宮崎県でも落花生を使う方が多いらしいですが、その理由は「鹿児島に落花生の産地があるから」という説が有力でした。

また、「掃除しやすい」「無駄にならない」「小さい子がいるから大豆より安心」などの理由で落花生をまく家庭も全国的にあちこちあるようです。

私は千葉に住んでたことがあるんですが、千葉も落花生の名産地があるので、やはり友達の家などでは落花生をまいている家庭もありました。

落花生は殻で包まれているので、豆まきの後に拾って食べる時も、たとえ外にまいたとしても中のピーナッツがキレイなので、食べることに抵抗がないのもポイントでしょうか。

拾う時も、大豆より大きいから見つけやすいですね。

近年は、北海道ではチョコレートなどのお菓子をまくのも人気だそう。

年の数だけ食べれるとしたら、子ども達が喜んでまきそうですね!

イワシと柊を玄関先に飾るのはなぜ?

節分は豆まきだけじゃなく、玄関先にイワシと柊を飾ります。

なぜかというと、昔から臭いのきついものや尖ったものを厄払いに使う風習があるからです。

鬼の嫌いなものは「臭いイワシの頭」と「痛い柊のトゲ」とされ、イワシの頭を焼いて柊の枝に刺し、それを家の戸口に置いて鬼の侵入を防ぐ焼嗅(やいかがし)が生まれました。

家の中は豆まきで、家の外はイワシと柊で、完璧に鬼から守るという気合いが垣間見えます。

鬼のパンツが虎柄の謎

♪鬼のパンツはいいパンツ~、トラの毛皮でできている、強いぞ〜♪

なんて歌に代表されるように、鬼と言えば虎のパンツがトレードマークとなっています。

これは「鬼門」に由来するそうです。

「鬼門」は「北東」で、鬼の出入りする方角でとされています。

この方角は十二支にあてはめると「丑」「寅」の方角(うしとら)になります。

そのため、鬼は「牛(丑)」の角(つの)をもった姿で、「虎(寅)」のパンツなんだそうです。なんだか面白いですね!

いかがでしたか?

ひとくちに節分と言っても、こうやって調べてみると奥が深いですね。

年の数だけ豆を食べるのが、年を重ねるごとに年々つらくなってきたので(笑)、ピーナッツだったらたくさん食べても苦じゃないし、今度の節分は落花生をまこうと考えている、さるビア1号でした!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加